ローマの見どころ

 

暑い。日差しが強く、コロッセオの日陰は取り合い。冷たいミネラルウォーター必須。

 

ローマの歴史を下調べしておくと、楽しみは倍増する。

 

ちなみに、アマゾンプライムのドラマ"ROME"も、ローマの概要を知るのに役に立った。

 

フォロ•ロマーノ、コロッセウム

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コロッセオ

ネロ皇帝邸の後に建てられた

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当時の座席順

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地下は、その後、農家が区切りを利用してニワトリを飼った時期や、植物園にしていた時期もあった

 

凱旋門


 フォロ•ロマーノとコロッセウムの間にある

 

後にナポレオンがこれを真似てパリの凱旋門を作ったとか

 

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世界最小国バチカン市国 システィナ礼拝堂

 

バチカンへの行き方

 

地下鉄OTTAVIANOで下車し、バチカン市国の中にあるシステナ礼拝堂へ。

 

事前にネットで予約しておくと並ばずに入場券を買える。

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ツアーの列、予約の列、それ以外の列と別れているので、予約しておかないと長蛇の列を並ぶ事になる。予約した方が良い。

 

ネットで予約した時、時間を指定した。でも、どうやら時間はあまり関係なく入れるようだ。

 

ものすごい数の展示があるので、事前に見たいものをある程度調べておかないと大変。

 

一番のおすすめは最後にある"最後の審判"(撮影禁止)

 

個人的には"アテネの学堂"に感動。

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中央の二人はプラトンアリストテレスプラトンは天を指している。

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ソクラテスは左の深緑の服装の人書かれている。この人だろうか?

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数学者ピタゴラス

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数学者ユークリットが幾何学における任意の定理を説明している。

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別の部屋ではロダンの"考える人"も。

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パンテオン

パンテオンはジュリアスシーザーの甥で後継者でもあった、初代ローマ皇帝アウグストゥスとその右腕のアグリッパが建てた。

 

その後焼失するもハドリアヌス帝が再建。

 

当初はローマ建築作りで立てられたが、その後キリスト教が内側を装飾。

そのため、外側と内側で雰囲気がまるで違う。

ローマ建築そのもので残っていて欲しかった。

外側は地味であるが、見る価値がある。

 

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バルベリーニ宮殿国立絵画館

 

バルベリーニ宮殿はバロック式の宮殿で、現在は国立絵画館。

 

行った時は、ミケランジェロの習作と、後の画家がその習作を参考に色をつけて描いた絵画を横並びに置く展示会が行われていた。

 

二つを比較してみると、ミケランジェロの習作は人間の顔や筋肉などに躍動感があり、改めてミケランジェロの凄さがわかった。

 

常設展は一部クローズとなっていたが、コルターナの天井画は見ることができた。

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中央には、バルベリーニ家の紋章である蜂三匹が描かれている。

 

バルベリーニ家は17世紀にローマで栄えた貴族。

もともとはフィレンツェ穀物や生地などを扱う商人であったが、メディチ家と対立し、ローマに渡った一族が財を成し、1623年にはローマ教皇を出すまでになった。

 

バルベリーニ家の家紋に三匹の蜂があり、

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天井画にも描かれているが、バルベリーニ広場にある蜂の泉も有名である。

 

バロック式建築で有名なベリニーニが作った噴水。

ちなみに、聖書に豊かさの象徴として蜜が登場しているから、蜂に特別な思いがある。 

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バルベリーニ宮殿のドアのとっても歴史を感じさせるものだった。

 

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絵画館の展示でみた絵が、昔のローマの街並みで現在もその面影を残している

 

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現在の大統領官邸

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スペイン階段

大理石に腰をかけていると、警官に注意される。

 

正面上の均整がとれているロマネスク建築のトリニタディモンティ教会と、

ロマネスク建築に飽きて台頭したバロック建築の装飾に力を入れた噴水が

同時に見られるのが見どころ。

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アドリアーノ神殿

ハドリアヌス帝を崇めて建てられた神殿は、今ではローマ証券取引所の壁と一体化していた。

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"ローマの休日"で有名になった真実の口

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トレビの泉

狭いせいか、午後は嫌になるほどの人混み。早い時間に行くことをすすめる。

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朝一、噴水にたまったコインを掃除機のようなもので吸い取っていた。

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 2019年10月8日〜10日、2019年19日〜23日